理学療法士として生き残る方法
[目次]
はじめに
10記事目投稿です。
理学療法士として生き残るには?
理学療法士ならば誰しも
不安に感じていることですよね。
理学療法士の資格保有者は
増えていますが、
リハビリ対象となる高齢者も
増えています。
他の業種と比べて
人工知能(AI)に吸収されにくい
職種であるため、
当面は仕事を失う心配は
なさそうです。
しかし、今後
有能な理学療法士が
組織や社会に優遇されることは
間違いありません。
今回は理学療法士として
生き残る方法について、
まとめさせて頂きました。
生き残るために
資格取得
資格も種類があるため、
手当たり次第に取得することは
お勧めできません。
①認定・専門理学療法士
②リハビリ関連資格
③介護関連資格
④施設関連資格
⑤その他
①~⑤に分類してみました。
①②
・理学療法士としてのスキルアップ
・給料に反映する保証なし
・現場に活かせるなら取得価値あり
(②例)呼吸療法認定士
③
・介護分野知識のスキルアップ
・給料に反映する保証なし
・現職継続困難時の保険になる
(例)ケアマネージャー
④
・施設の加算に必要な資格
・必要不可欠な人材になれる
・評価が上がり給料に反映するかも
(例)リスクマネージャー
⑤
・他分野の知識取得
・現場に活かせるスキルもあり
(例)パソコン関連スキル・資格
これらの分類を参考に
所属している施設や
自分に必要な資格・スキルを
取得していくと良いでしょう。
何でも屋になる
組織に好まれる人材は
どんな人でしょうか?
その部門で特化している
スペシャリストが優秀である
考え方は納得できますが、
どこの部門でも器用にこなせる
オールラウンダーも
組織に好まれる人材だと思います。
スペシャリストになると
所属している部門では
重宝されますが、
他の部門に異動すると
全く使い物にならない
ケースもあります。
その点では、
どこの部門でもある程度
仕事を器用にこなせる人材が
組織にとって優秀な人材と
評価されるかもしれません。
リーダーシップがとれる
私が理想とするリーダー像は
・人望がある
・ワンマン主義ではない
・上手に仕事を振ることができる
など、スタッフみんなが
協力しやすい体制を
構築できる存在です。
・俺についてこい!→✕
・みんなで一緒にやろう!→◎
リーダーは部下を管理する
責任がありますが、
決して偉そうにするのではなく
部下と同じ目線を持ち、
共に頑張れる存在が理想的です。
自分の価値観に
部下を当てはめるのではなく、
様々な価値観があることを認め
部下の良い点を伸ばすことができる。
私ならば
そんなリーダー像を目指します。
自分にできること
資格取得に向けての勉強
先ほど、生き残るための
資格を分類させて頂きました。
今の自分にとって
どの資格を取得することが優先か、
出来るだけ効率的に行動したいです。
自分が取得したい資格を
選ぶことも良いですが、
可能であるならば、
・すぐに現場に活かせる資格
・組織が求める資格(加算対象)
など、
仕事に直結しやすく
組織の売り上げに貢献できる
資格の取得を優先したほうが
効率的かつ生産性が高いです。
リハビリ以外のスキルアップ
リハビリ以外のスキルを
取得しておくことも、
組織にとっては重宝される
存在になり得るかもしれません。
・パソコンのスキル
・物品の作成や修理できるスキル
管理職になると
パソコンのスキルが
要求されることが多く、
スキルの有無で業務効率や
組織の評価も違ってきます。
介護施設では
レクリエーションも実施されるため、
物品を作成できる人は
貴重な存在です。
また、物品が壊れた時に
修理できる人も同様に
必要とされやすい人材です。
リハビリ職だから
リハビリ関連のスキルだけでよい。
そう感じている人も
多いかと思いますが、
組織にとって必要なスキルは
他にもあります。
少し視野を広げて考えてみるのも
良いかもしれません。
人的交流を大切にする
組織の中で
必要不可欠な存在になるためには、
日頃から周りのスタッフと
良好な関係性の構築が必要です。
どれだけ資格やスキルがあっても、
周囲からの人望がなければ
協力者がいなくなります。
些細なことで良いので、
日常的に人的交流を高めておくと
仕事も効率的に進むと思います。
そのためには、
まず相手の個性や考え方を
認めること。
自分の好き嫌いや価値観で
相手を判断してはいけません。
色んな人がいて、
個々人で考え方が違います。
お互いの良い点を認め合うこと、
そして声や表情に出して
褒め合うことが、
良好なチームワークを
発揮できる方法だと感じます。